国浪の1年間はいろいろ考えることがある(3)
どうも。「凹みがちパスカル」です。
おおおお終わらねぇ!!(゚∀゚)
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さて、中身のあるようでないことを長々と書いております。
肝心の、予備校えらびはどうしたらよいか、ということについて。
1つ1つの予備校の具体的な特徴などは、それはもう
ひゃくとん氏の記事を見てください!(1年ぶり2回目のぶん投げ)
私は、ざっくりとしか言えません(汗)ひゃくとん氏のまとめは素晴らしい。
というかですね、私も1年間予備校で勉強して112回受けたわけですが、
1年間、低迷と乱高下を起こすような成績で、超余裕な成績でもなく、最終的な結果も必修85%一般臨床75%弱なので、不安な状況で、胸を張ってここがいいです!とか言えません(恥)
ただ、一応1年間勉強してきた環境がありますので、ざっくりまとめて、書き留めて置きたいと思います。
追記:非常に長くなったので、目次から飛ぶことをおすすめします…。
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- 総論的に
- 内科・臓器別講座は正直どこでもそんなに差がつかない。
- 産婦人科・小児科は、苦手にしてはいけない
- マイナーは、科によって対応を柔軟に変えるしかない
- 公衆衛生は、1回講座を聞いたらあとは問題演習する
- 後期講座はサマライズとラスメだけは必須
- どこに身を置いても克服しなければいけないことは同じ
- 最後に
総論的に
一応、国浪した人、という前提。*1
私は、ベースとしてMEC、補足的にmedu4の講座を入れてました。
(本当はQ-Assistも活用したかったがQBの有効期限が切れてしまったので無理だった*2)
大学受験の予備校でもあるあるだけど、すべての科目ですべての講師がわかりやすいとは限らないんですよね。相性もあるでしょうし。そこは1年しかないので柔軟に対応したほうが悔いはないです。ケチって苦手科目を作るくらいなら早めに単科で取って、自分にあう講義を探したほうがいいです。
以下、ざっくりなポイント。
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内科・臓器別講座は正直どこでもそんなに差がつかない。
講義スタイルの好みですかね。選んだら心中するくらいやりこむしかないので、ここでフラフラしてはいけない。
初めから細かく完成されたものがいいのか、ある程度の骨組み・最低限のキーワードだけを先に入れておいて問題解きながら付け足すものがいいのか、これは人によります。
結局この時点で差がつくのは自分の勉強量による。
問題を解いて、わかってないところを何回も自分に染み込ませる。
だから、夏までがメジャー科目を徹底的に入れ込む時期らしい。
といっても、実際はそんなに完璧に入らないし、その上、秋頃からどんどん忘れていくのを何回も補填していく感じになるのだが。
産婦人科・小児科は、苦手にしてはいけない
…とか言っておいて、私も最後まで苦手なんですけども(汗)
この科目は、他の科では出てこない知識や数値が多いので、特別な対策が必要です。
おそらくメジャー科目終わったあとの夏~秋くらいにやりますが、その後講義をやらなかったりするので、冬になったら忘れてました(涙)模試以外でも定期的なチェックを!
マイナーは、科によって対応を柔軟に変えるしかない
マイナー科はただでさえ問題数が少なく軽視しがちで、理解したと思ってもまた混乱し…の連続なので、「この先生の解説じゃ理解できない!」と思ったら、問題を解きまくって自分で習得していく(ある意味QBスタイル)か、他の授業を取りに行く。
公衆衛生は、1回講座を聞いたらあとは問題演習する
特に直前期の話ですが。公衆衛生なんて本番で初見の問題はなかなか正答率高くありません。そのかわり、過去問と同じような問題は皆ちゃんと正解していきます。*3公衆衛生は最終的には暗記要素が強いです。もちろん、最初の講義の説明によってその暗記方法や理解度が全く違うので、講義も大事なのですが、問題演習量はもっと大事です。特に法律関係とか、市町村なのか都道府県なのか、とか、そういうの。本番はせん妄状態ですからね。パニクった状態でも出て来るくらい覚えておかないといけない。
後期講座はサマライズとラスメだけは必須
ベースをどこに置くことになっても、サマライズ講座とラストメッセージはどうにかして受講すべきです。
あんまりこういう断定的なことは書きたくないんですが、112回ですごく臨床判断重視の問題が出されてしまった以上、MECのサマライズ講座とラストメッセージだけでも見ないと、他の人と差がついてしまうでしょう。
予想的中率に関しては正確な数字は他で出るでしょうけど、もうリークしてるんじゃないかぐらいの「進研ゼミでやった問題だ!」レベルの安心感(笑)なんだかんだ言って、本番ではせん妄状態になりますから、「やったことある」と思って選べるだけでも精神安定剤並の効果があります。
それを差し引いたとしても、臨床的判断に関わる思考練習としてKSR先生の講義は重要だと考えます。
どこに身を置いても克服しなければいけないことは同じ
ベースをどこの予備校にするかは人それぞれですし、経済状況も大いに影響されるところだと思います。本来なら、無理に何百万もかけて予備校行く必要があるかと言ったら、ないです。
でも、国浪したということは、自分で苦手を克服できない、そもそも苦手分野がどこかわかってない、問題演習量だけでカバーできるレベルの苦手なのか判断できない…など、自己分析能力が足りない。さらに、模試などで対策を考えたとしても、自分で立てた計画を実行できる自己管理能力が足りない。
この2点が自分にある!と断言できる人は、ベースをmedu4でやってください。何百万円の出費による授業の出欠席管理、勉強内容の管理、成績分析や生活計画の把握…なんて必要ないのです。落ちたのは何かの間違いです(笑)
私は上の2点とも自分には足りない、きちんと分析してもらう必要があると思ったので、MECに通う選択をしました。
もしかしたら、medu4だけで速く回して安い出費で済んで、もっと効率よく勉強できたかもしれません。
しかし、自分の能力を過信していたから、自分を客観視できていなかったから、周りと差がついて落ちた現実がそこにあります。
これは落ち込んているときには辛いですが、いざ、前向きに考えようとすると、結構自分の能力自体も前向きに考えがちです。それは合格のためにはなりません。
最後に
だんだん何言ってるのかわからなくなってきたけど
合格発表で自分の番号がなかったら。
自己採点結果を持って、できるだけ多くの説明会に行ってください。
できるだけ多くのところで面談してください。できるだけ多くの人と話してください。
どうせダメ元です。そこには通わないかもしれない。でも、いろんなことを聞いてください。どうせ無料ですから
どこで聞いても、“来年合格するために必要なこと”は教えてくれます。
もしかしたら、予備校ごとに対策の練り方が違うかもしれません。
そこにあなたの弱点があるかもしれません。そこが突破口になるでしょう。
その作戦に予備校が必ずしも必要ではないかもしれない。
でも、他のところで使える情報かもしれない。
来年、合格するために情報を仕入れてください。
家で寝てても、合格発表は来てしまいます。さらに、4月も来ます。
そして来年の2月も、来ます。
来年で、受かりましょう。
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長い…!(ここまで読んでいただいた辛抱強い人はきっと受かります(?))
もしかしたら、後日再構成するかも?だんだん言ってることズレてきた(笑)